CATEGORY
現場レポート | 補助金を知る | 自然素材で作る家具 | What's耐震 |
What's耐震
2024.10.25 fri
構造から考える家づくりのポイント|接合部編①
阪神淡路大震災では、犠牲者の89%が、家屋の倒壊によるものでした。
この原因は直下型地震の強烈な突き上げによる柱抜け(最大4トンもの引き抜き力)、
バランスの悪い壁配置によるねじれ現象などが原因とされています。
近藤建設工業は「SE構法」を採用し、地震に強い家を提案しています。
SE構法は、どんな大きな地震でも絶対に倒れない木造住宅を目指して、
阪神淡路大震災で被災した木造住宅の研究をもとに開発されました。
これまで、SE構法の建てられた建物延べ30,000棟以上において、
大震災における構造の損傷や倒壊は1棟もありません。
01|断面欠損が少ない接合システム
在来工法の大きな弱点は、柱と梁の接合部です。
部材をつなぐために”ほぞ”という穴加工を施しますが、断面欠損が大きく、接合部に強い力がかかると
柱や梁が外れたり折れたりする恐れがあります。
接合部から壊れるケースが多いため、断面欠損の少ない「SE金物」を使用。
木のしなやかな強さに金物の剛性が加わることで、
木材でありながら堅牢な構造と作り上げることが出来ます。
▼ SE構法の接合部
▼『構造から考える家づくりポイント』その他の記事はこちら