構造講習会    近藤友一

昨日は木造建築物の講習会に参加しました。東京で行われました。テーマは「合成梁接着梁工法の技術講習会」という長い名前の講習会です。

そもそも、私は大学時代から構造という学科が得意ではありませんでした。どちらかというと嫌いな科目です。建築をデザインするために学校に入ったのですが、また物理の力学みたいな授業を受けることは高校時代の受験みたいな学問で嫌気がさしていました。でも嫌いになると成績はどんどん落ちていきます。一級建築士の国家試験にも構造の問題が出てきます。腹をくくって一生懸命勉強しました。得意な学問は頭の中に入りますが嫌いな学問は集中できないためかなかなか頭に入りません。時間をかけて勉強した思い出があります。

昨日はその思い出がある構造の講習会です。内容は、古い家をリフォームするとき邪魔な柱を除きたいというような場合に柱の上部にある梁を補強し柱を撤去するという工法の講習会です。柱を撤去するために上部の梁を補強しなければなりません。その補強を計算するという講習会です。

これは面白い講習会だと思いました。昔は嫌いな学問でも、今興味ある学問はとても良く頭に入ります。「居間を広くしたい」とか「家族が減ったので広々と使いたい」という要望は結構あります。柱を除くことは何も根拠が無ければ出来ませんが、計算をして大丈夫ということであれば喜ぶ人も沢山います。

今日の講習会は全員パソコン持参の講習会です。午後からの講習会は、昼食を食べた後なので眠くなるのが常です。缶コーヒーを用意し講習会に備えました。

とても興味のある事柄なのであっという間の時間で講習会は終了しました。嫌いな構造計算の講習会ですが時代は変わりました。どんなことでも興味のある事柄の勉強は楽しいものです。小さいころからこの様な勉強をしていたら私はもっと変わった人生を歩んだのでは?・・・

いえ、きっとそういう勉強は小さい頃はしなかったでしょう。とにかく家の外でビー玉やペッタン(めんこ)で遊び、暗くならないと家に帰ってこない子供でした。健康でいたずらで活発な少年は勉強する夜にはぐっすり寝ていました。

私も久々に頭を使ったので昨夜はぐっすり眠れました。こんなに良く眠れるのはゴルフのあとと同じくらいです。頭の脳細胞がフル回転して非常に疲れたのだと思います。

単純な脳細胞の私です。

近藤建設工業  近藤友一