モザイク通り    近藤友一

今年に入ってから出張が多い日々を送っています。出張もたまの出張は気分転換には良いのですが、連続すると体に疲れが蓄積してくるようになってきました。もう少し耐力を鍛えないといけないと思うようになってきました。

今回の出張は東京から水戸に行く出張でした。東京で一泊です。久しぶりに新宿の「ミロード」に立ち寄りました。今から約30年前に設計に参加した建物です。懐かしい建物です。新宿西口と南口を結ぶ「モザイク通り」に行きました。設計チームの念願であった西口と南口を繋ごうと提案し施主の小田急電鉄に採用された時の思い出がよみがえります。その「モザイク通り」は若い人々でいっぱいです。

どうして「モザイク通り」という名称がついたのか?当初は「モザイク坂」とも言われていました。これはこの通りの床に使われているタイルから由来しています。この通りの床は「三角五色タイル」という三角形のタイルが使われています。小田急新宿駅の設計をしていた坂倉建築研究所がデザインしたタイルです。ミロードの設計チームにも坂倉建築研究所が参画していたのでその三角五色タイルを採用しました。この三角五色タイルは三角モザイクとも呼ばれていました。

このタイルは渋谷駅にも採用されていました。現在渋谷駅は改良工事中ですのでそちらはどうなったか解りません。

竣工当時の写真を見ると綺麗な三角五色タイルが見られます。

とても懐かしい写真です。こんな時には設計という仕事が良いなーと思います。当時の苦労など忘れます。

竣工した時のモザイク坂の写真です。

30年間という月日は私にとってあっという間でしたがこうして街として残っている姿を見ると感慨ひとしおです。

まだまだ設計の仕事に頑張ります。

近藤建設工業  近藤友一